姿見鏡の取付け　浴室鏡の取替え　東京の鏡屋さん【高井かがみガラス】

鏡の取付けは高井かがみガラス TOP＞鏡用語解説

防湿（ぼうしつ）／親水基／サンドブラスト加工／深彫り／タペストリー加工／シケ
ミエミラーボンド／糸面コバ磨き／面取り／ハマ／コーキング／映像調整

防湿(ぼうしつ）特殊防湿塗料／特殊防湿加工

鏡に使用されている銀や銅は錆び(シケ)やすいため、空気や水・薬品などに触れさせないようにする。
その方法として、耐薬品性にすぐれた塗料を再塗装している。

 

親水基（しんすいき）

水になじむ性質がある化学構造。

 

サンドブラスト加工

ガラス・鏡の裏面に細かい砂を吹き付けて表面を研磨する。加工後は磨りガラスの状態になる。
関連→タペストリー加工

 

深彫り（ふかぼり）　　

サンドブラスト加工した際、文字やイラスト部分に特に砂を多く吹き付けガラスを深く削ること。
立体感が出るだけでなく、光が入り込み浮かんで見える。

 

タペストリー加工

サンドブラスト加工した表面を薬品処理した状態。タペストリー加工の特徴は、柔らかく光を拡散し、
ケシに比べざらざらせず汚れも付着しにくい。
関連『かがみ屋ブログ』記事→こちら

 

シケ

鏡業界用語。鏡の塗装面や切断面から水分や酸素や薬品が入った場合に、銀や銅が腐食することをいう。
その部分は黒くなり鏡としての機能は無くなる。
洗面や浴室などの湿気の多い場所で使用する鏡はシケを防ぐため防湿加工にする。

 

ミエミラーボンド

鏡を取付けるための専用接着剤。
鏡の裏の塗装面を侵さない成分でつくられている。
硬化までは3〜4日。

 

糸面コバ磨き

糸面（いとめん）とはガラスの角の事。
切断したガラス（＝切放し（きりっぱなし））の角を削り取る事を糸面取（いとめんとり）という。
切放しの状態は手などで触ると切れやすく、ハマが入りやすい。

コバとは切断した面の事。
切放しの切断面は均一に平面ではないため、
見栄えが良くない。

糸面コバ磨きとは、糸面は擦ってあるがツヤが出ていない状態、コバは擦った後ツヤが出るまで磨いた状態のこと。

 

面取り

糸面（角またはフチ）を指定された幅に磨きツヤを出した状態。
関連→糸面コバ磨き

→
一分面取り
３ミリ斜めにカットし磨いてある

→
１５ミリ面取り
１５ミリ斜めにカットし磨いてある

ハマ（ハマグリ）

ガラスの糸面やコバの部分が他の物にぶつかったりして
欠ける事。
欠けた部分が貝のハマグリに似ている事からこう呼ぶ様になった。

 

 

コーキング

防水などのために隙間をシリコーン系の樹脂を充填する事。
例）ペースト状のゴムを隙間に入れ乾かして固いゴムになった状態。

映像調整

極端ですが鏡を１枚の紙とお考え下さい。
鏡も板や壁に対して薄いものですので、貼付ける対象のものが歪んでいれば同じように貼付き、映ったものも曲がって見えるということです。
鏡が小さければ小さいほどその鏡が曲がりにくくなり歪みが目立たなくなります。
２枚以上並べた際、つなぎ目の映像が段差になったり１つ物が２つに見えたりします。
その様な現象を直すことを映像調整とよんでいます。

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